北米産の原皮を、姫路のタンナー工場(1)と「めざせ耳たぶ」を合言葉に、3年を費やし開発したオリジナル素材です。
クロムなめし(2)と呼ばれる手法で一度に300頭分の革をなめし、オイルを2度含ませるなど、通常の倍の工程を経て理想の手触りを実現しました。
「素上げ」という、牛の素肌の質感を損なわないように仕上げた人間でいう所の「すっぴん」に極力近づけた状態です。
はじめはしっとりと手になじみ、使い込むと次第にツヤとハリが出て、より革らしい風合いが増していくのも特徴です。
素上げの素材は通気性や吸水性があります。水、油、香水、化粧品等が付着すると革の組織に浸透して変色する場合がありますのでご注意下さい。
(1)「タンナー工場」=「皮のなめし処理を行う工場」
(2)「なめす」=「動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせることで、製品に使える状態にする」こと。
「クロム」はその際に使われる薬品名。